前回の記事でかかりつけの歯医者さんをみつけておく話をお伝えしましたが、今回は「鼻呼吸」の話です。
歯のお話なのに、なぜ「鼻呼吸」って思いますよね?
虫歯予防には、「口呼吸」から「鼻呼吸」に変えることが効果的なのです。
それでは「鼻呼吸」の効果や練習方法など、お伝えしていきます。
前回の小さな子どもの歯のお話はこちら↓
reimamachannel.hateblo.jp
鼻呼吸になるとこんないいことが!
鼻は体に備わっている天然のマスク。
人は1日に食事を1.5キロ、空気を15キロ、つまり食事の10倍の量の空気を吸って吐いてしています。
また、1日の呼吸回数は約2万回と言います。
そして、その空気は口もしくは鼻でしていますよね。
もし空気が汚れていたら…
口だとダイレクトにその汚れた空気が入って来てしまいます。
しかし、鼻は「天然のマスク・空気清浄器」と言われるように、空気をきれいにして体に取り込むことができます。
そのため、ダイレクトに細菌やウイルス、ごみやほこりなどを吸わないので風邪をひきにくくなるそうです。
また、口呼吸をすると口の中が乾燥してしまい、唾液がうまくまわらずに虫歯や歯周病の原因菌が繁殖してしまうそうです。
鼻呼吸になると、こんないいことが。
・虫歯になりにくくなる
・口臭が気にならなくなる
・顔のゆがみが整う
・前歯に着色がつきにくくなる
・風邪をひきにくくなる
・太りにくくなる
・姿勢がよくなる
・集中力がアップする
・イビキが気にならなくなる
こんないいことづくしの鼻呼吸ができるようになるための練習方法、気になりますよね!?
鼻呼吸の練習方法
子どもと遊び感覚で練習することで、虫歯を予防してキレイな歯並びをめざせる鼻呼吸の練習法をご紹介します。
- 「あいうべ体操」
「あ」「い」「う」「ベー」と大きく口を開けて順番に口を動かしていきます。
1日30回と言われていますが、最初は結構疲れるので5回くらいから始めてOKだそうです。
また一度にやると大変なので、何かのついでに少しずつやるのもおすすめ。

出典:みらいクリニック(https://mirai-iryou.com/aiube/)
詳しくは、みらいクリニックのホームページで紹介されているので、そちらをご覧ください。
mirai-iryou.com
youtu.be
- 変顔で口の周りを体操
両手でほっぺをむぎゅーを押す、ほっぺをつまむなど変顔をしながらほっぺを動かすのがポイント。
- 口をすぼめて吹く
ティッシュを一枚用意して、顔の前に持っていき「ふー」っとやると、「いないいないばあ」のように遊べるので、楽しみながらできます。
他に吹き戻しのおもちゃやしゃぼん玉、風船などでもOK。
まとめ
今回は子どもの虫歯予防やキレイな歯並びを目指すのにおすすめの「鼻呼吸」についてご紹介をしました。
「鼻呼吸」は歯だけではなく、風邪をひきにくくなったり、健康を目指すうえでもポイントとなる呼吸法なので、小さいうちからできるようになっておくといいですよね。
「鼻呼吸」の練習法は、親子で遊び感覚で取り入れてみるのがおすすめ。
親子で一緒に取り組むことで、ママには小顔効果も期待できるかもしれませんよ。